小学生と過ごす通常保育ではリーダー的な役割を果たしている中髙生ですが、このプログラムではさらに難しい内容を設定しています。参加については、施設外のさまざまな環境の中で仲間と安全に行動することができる中髙生を対象としています。スタッフは余暇支援以上のねらいをもって、信頼できる仲間として子どもたちと接し、意図的に最小限のサポートをしています。自ら考え、仲間と相談したり協力できる機会を大切にしています。実施は不定期ですが、最近では子どもたちと「次は何をしよう」と相談ができるようになりました。中髙生プログラム専用のミーテイングルームもつくりました!
木子里グループ開設以来、ボランティアをしている学生さんが通う子ども学科がある学校の学園祭にあそびに行ってきました。スタンプラリーに参加しながら大道芸を観たり、おやつを買ったり、学園祭の雰囲気を楽しむことができました。地元のクラフト作家さんたちが集まって、さまざまな作品づくりを楽しめる地域交流イベント『ものづくりワークショップ』も同時開催されており、みんなで好きなものを選んでつくりました。制作時間が30分以上の大作にも、根気強くとりくんで素敵な作品が出来上がりました。
3月にとりくんだダイニングテーブルづくり。2台あるうちの1台を、六角レンチを使って組み立てました。仕上げが遅くなっているのは、参加した児童から「裏面に記念に名前を彫りたい!」というアイデアが出されたからです。とても良いアイデアだと思いました。大工さんが大黒柱に記名するように、関わった子どもたちが制作者の名前を残す・・・そんな感じてしょうか。アイデアを出した児童は彫刻刀を使って彫り上げました。スタッフからは熱線ペンを使うことを提案し、彫った溝を焦がして仕上げました。熱線ペンの取り扱いは難しいので、木っ端で練習してから本番に挑む子がほどんどです。参加者全員が熱線ペンで署名し終わるのは夏休みになりそうですが、焦らずにみんなの思いを形にしたいと思います。
進路学習も3回目のプログラムになりました。今日はわかくさ高等学校の体育祭に中学2・3年生の希望者と見学に行って来ました。木子里グループに通うみなさんとも7年来のお付き合いになります。中学生は、木子里や地域でつながっている先輩たちの迫力ある競技と演技に圧倒されていました。リレーでは声を出して応援する姿もあり、絆の深さを感じさせられました。「高校生になったらリレーの選手になれるかな~」と近い将来の夢を語る子もいました。本当にみんなかっこよかったです。中学生があこがれる気持ちがよくわかります。
豪雨のあと、暑い日が続いているので午後から1時間程度の見学にしました。朝から頑張る高校生のたくましさにも感動させられました。到着するとちょうど家族や卒業生が参加できるPTA競技(ボール送りゲーム)が始まるところでした。先生方に誘っていただき見学のスタッフと子どもたちも一緒に参加させてもらうことができました。帰り際にも「また来てね」という声をかけていただき、中学生も高校の明るい雰囲気に安心感を抱いたようでした。
暑い中、先輩たちを応援してくれたみんなには、フレッシュフルーツパフェのおやつを用意しました。自発的に手伝ってくれる子も・・・中学生プログラムの流れがとても自然に身についてきたようです。
前回の進路学習①の振り返りを経て、子どもたちから要望があった自力登校体験に挑戦しました。事前学習を自発的にしてきた子もいました。『ステーキのどん』でお昼を食べて、協力し合いながら無事に自力登校体験ができました。
夏休みのデイキャンプ企画やKIKKORINPIC2018の企画運営に関わってくれた高校生の打ち上げを兼ね後に続く勢いの中学生も一緒にお好み焼き屋さんに行ってきました!予想以上に子どもたちは注文するものを選んだり、つくり方を確認し合うことに時間を費やしました。それだけみんなが思ったことを伝えたり、逆に仲間の話しに耳を傾けたり、仲間とのコミュニケーション量が増えているのだな~と感動しました。
ビギナーチームは自分のお好み焼きをじっくり焼いて食べ、熟練チームはいろんな種類をシェアしながら定番メニューに加えてオムそばや広島焼きを食べました。行程ごとにそれぞれが関わり、最後にスタッフが分厚い広島焼きの返しに成功したときにはパチパチと拍手も起こりました。素材にもこだわって選んでいたのも日々食育に取り組んできた成果だと思います。「オムそばはランチワークショップでリベンジしたい!」と次の活動のリクエストも出ました。
お腹いっぱいになったあと、星の宮の新しい施設に行き、外周を一周しながら柵の外から見学して帰りました。「ほんと楽しみだ~」と子どもたちの表情も明るかったです。グループワークの良さがぎゅっと詰まった中高生プログラムになりました。
今回の中学生プログラムは『進路学習』として、入間わかくさ高等特別支援学校の緑明祭に行ってきました。木子里グループに通ってくれている先輩たちにエールを送りながら、職業科と普通科の仲間が担当するコーナーを巡りました。普通科1年生の本格的なおばけ屋敷には驚かされました。普通科2年生の発表では、子どもたちの一体感とそれを支える先生方の姿に感動しました。集団演技の指導を拝見し私たちもたくさんのことを学ばせていただくことができました。参加した中学生たちは、校舎のスケールや先生方と生徒さんのエネルギーに圧倒されながら、「大きくなる自分たちの将来への期待」を感じたようです。帰りにうどんや大樹さんに寄って昼食をとり、働く大人の姿にも触れてもらいました。施設にもどり30分程度、行動予定表とパンフレットを使って振り返りをしました。振り返りでは、「高校の方角がわからない」という感想が出たので自力登校について説明し、「今度は電車とバスで行ってみる?」と提案しました。中高生プログラムのおやつはいつも特別感を大切にしています。今回はわかくさカフェのスコーンと販売コーナーのポップコーンをおやつにいただきました。職業科流通のゲームコーナーのパッキング体験や箱積みで、難しいお題にも積極的に挑戦していた子どもたちの姿が頼もしく心に残る1日になりました。わかくさのみなさん、ありがとうございました!
これまでとりくんできた中学生プログラムが、中高生プログラム『木子里レディネス』としてバージョンアップしました!木子里グループに通ってくれている中高生+平日は利用できないけれどこのプログラムに関心を持ってくれている中学生が参加対象です。ご希望いただいているご家庭が多いため登録制で運用し、活動内容に合わせて参加メンバーを編成していきます。卒業旅行を経験した高校生4人は、企画から関わりリーダーとして活動をサポートしてもらいます。初めて参加した子どもたちも、心地よい緊張感を終始キープしながらのびのびと活動してくれました。今後の活動がとても楽しみです。
学総体で下校が早い中学生2人と一緒に道とん堀(入間黒須店)で昼食会(またの名をこだぬき宴会)を開きました。スタッフ3人が同行しましたが、「今日は中学生に働いてもらおう!」と決め、①予算内で注文する②中学生がつくる③分け合って食べる、という3つのルールを設定しました。はじめは道具や材料に苦戦しましたが、すぐに慣れて「次はこれを焼く!」と見通しをもって行動し、とても意欲的でした。自分たちも飲んだり食べたりしたいのに、スタッフ3人のお皿の状況にも目を配りながら次のお好み焼きを焼かなくてはいけません。店内で過ごすこと1時間半・・・中学生2人は終始大忙しでしたがいつになく楽しげで、持っている力をフルに発揮して熱い友情も感じさせてくれました。帰り際の最終チェックでは、「次の人の服が汚れちゃうといけないから」と椅子についてしまった粉を自発的にきれいに拭いてくれました。「こんなに頑張れるんだ」とおどろくスタッフもいました。移動の車中では、「ヒマなことはいいことなのか?」とか「中学生は大人か?子どもか?」とやりとりする場面もありました。「いやいやまだ子どもでしょう」「いやいやもう大人でしょう」などなど・・・いろんなことを考える時間がたっぷりあって、大人にも子どもにも自由になれる今を楽しもう、と伝えていきたいと思います。
土曜参観の振替休業日です。前の週に「朝起きられるかな~」と心配していた子も元気に参加してくれました。日ごろからレゴを買い足したいと思っていたので、よくレゴで遊んでいる中学生たちと一緒に入間市のアウトレットにお出かけしました。まず、案内図で目的地を探しました。迷わずにスタスタと歩く中学生たち。ワクワクしすぎてお店が近づくと小走りになりました。お店の中に入ると素敵なレゴがたくさんあり目が回りそうです。「う~ん。おひるごはんを食べながら相談しよう」とフードコートでお昼にしました。ほしいものを出し合って整理して再度店内へ・・・
今度は予算と品物の多さに折り合いがつきません。「無理にお買い物をすることもない。納得してから買おう。」と相談してお店の人にカタログをもらいました。とはいえ『みんなのためにレゴを買う』というのが今回のミッションです。店員さんにも商品説明をしっかりしてもらい、スタッフからも提案し、カラフルなアイデアパーツ、道路のシート、土台のパネルとどうぶつがたくさん入っているレゴを購入しました。大きな袋を一つずつ持ちサンタクロースのように運んでくれました。かなりの出費でしたが、子どもたちには質の良いものであそんでほしいと日ごろから思っています。お昼を食べながらのおしゃべりも楽しめ、今回のような近場のミッションお出かけもいいな~と思いました。
3月30日(水)に伐採したひのきの樹皮をはがして木材に加工していく作業にとりくみました。木楽里の井上さんのガイドウオークも、「おいしい野草」のお話しを中心に、中学生向けの内容で案内してもらえました。「夏には面白い花が咲くんだよ」「冬においしいいちごがなるんだよ」と教えていただき、四季おりおりの自然の姿を見るためにまた来たい、と思いました。しっかり体を動かしたあとは、お楽しみのBBQランチです。食材の購入や荷物運びにもかかわってもらいました。日ごろからランチワークショップで鍛えた腕前で野菜切りも上手にこなし、炭火もおこし・・・5種類のお肉を味わったあとはやきそばで締めました。最後の鉄板洗いはもはやレク感覚・・・「ツルピカにする!」とみんなですばらくしキレイにしてくれました。みんな本当にすごい!それぞれ学校はちがう子どもたちが集まりましたがチームワークは抜群です。ネイチャービンゴを活用しての振り返りも充実していました。